第12回研鑽会 2016年2月13日

筆順を変えることによる,文字形態等への影響を観察するための文字選考

第11回研鑽会の議題から,同一人が,筆順を変えて執筆することによる,文字形態等への変化の有無や,その具合を観察する試みとして,題材となる文字の選定作業が行われました。会員から選抜された文字は以下の通り。

「可」・「左」・「右」・「万」・「王」・「田」・「成」・「快」・「書」

これらの文字は,漢字構成部位となるものが多く,また人によって筆順がまちまちなことがあるため,最初の文字題材として適当であると判断されました。

  • 「可」字は,第2画から第5画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「左」字は,第1画と第2画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「右」字は,第1画と第2画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「万」字は,第2画と第3画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「王」字は,第2画と第3画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「田」字は,第3画と第4画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「成」字は,第1画と第2画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「快」字は,第1画と第3画の順序を変えた筆跡を観察する。
  • 「書」字は,第4画から第6画の順序を変えた筆跡を観察する。

実験用紙は,田村事務局長が作成し,全員に配布することになりました。

鑑定に興味がある,一般の方を迎える会について

筆跡鑑定や指紋鑑定,古貨幣鑑定などに興味のある,素人の方向けの組織発足のため,名称を決める会議が行われました。名称の案として,齋藤健吾氏からは「サポーター会員」,高崎仁良氏からは「鑑定友好倶楽部」・「鑑定愛好倶楽部」,田村真樹氏からは「鑑定研鑽会」・「鑑定遊学会(鑑定you学会)」が挙げられ,出席者の協議の結果「鑑定遊好倶楽部」に決定しました。
鑑定に興味がある方を対象に,「遊び心を持ちつつ,大まじめに」取り組む組織として,近日発足いたします。

参加者:天野瑞明,齋藤保,高崎仁良,田村真樹,齋藤健吾,他1名(敬称略)